ピアノレッスンのヒント
PROFILE
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
厳格なルール
冬のオリンピックも終わってしばらくたったので少し書いてみたいと思います。

フィギュアスケートではジャンプの回転不足で減点ということが、特に団体戦の宮原選手の時に話題になりました。
演技の通しで見た場合には「あきらかに回転不足」というような印象は無くても、個別のジャンプをよく見たり、スロー再生してみると確かに回転は足りていないような・・・

このような場合には厳格にルールを適用して、75%の分の点数しか入らないというのはスポーツの採点としてはやはり正解でしょう。
「だいたい回転しているのでは?」とか「スローで何度も見ないとわからないくらいのジャンプに点数を下げるのはどうなのか?」といった考えももちろんあると思います。
しかし、それを厳格に適用するからこそ選手はジャンプで回転不足をとられないように日頃から気を使って練習するわけですし、競技の発展という意味でも必要なことでしょう。

これがピアノのコンクールの採点とは少し異なるところです。
「このパッセージが弾けていないから5点分を減点」というような採点の基準が、ピアノのコンクールにはありません。
たとえミスが少々あっても全体の流れを重視して高めの点数をつける人もいれば、細かいミスでも気になって点数を抑え気味にする人もいます。

スポーツの採点競技はフィギュアスケートに限らず、以前よりも点数の付け方が明確になってきました。
全体の印象のみで点数がつくのはスポーツの発展という意味でもちょっと不明瞭ですから、これは良い方向なのだと思います。

JUGEMテーマ:音楽



| 音楽とスポーツ | 12:30 | comments(0) | - | pookmark |
タブレットに表示
先日のBS放送でアンジェラ・ヒューイットがバッハのインヴェンションとシンフォニアを演奏している演奏会を放送していました。
その様子ですが、暗譜ではなく楽譜・・・というか、タブレットを見ながら弾いていました。
タブレットに楽譜が表示されているのがテレビ画面からもわかりましたが、これは最近少しずつ見かける光景です。

私もタブレットに楽譜を表示するアプリを入れて時々使っていますが、特に所持していない楽譜をネット上で探してとりあえず見てみる時にはとても便利です。
書き込み機能などもあるのである程度はレッスンにも使えるのですが、タブレットの画面の大きさだと楽譜表示には少し小さい気もします。

楽譜専用の大きな表示の機械物も既に発売されていますが、まだまだ本体が高価であることや日本では使用頻度の高い教本類が著作権の問題などでそれらにまだまだ対応していないことなどから、レッスンの現場で主流にはなるのはもう少し先のことかもしれませんが、今後は確実に普及していくと思います。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 23:14 | comments(0) | - | pookmark |
クロード・ドビュッシー
2018年になりました。今年もよろしくお願いします。
ピアノ関連では今年はフランスの作曲家ドビュッシーの没後100年という記念年になるようです。

ドビュッシーは日本ではアラベスク第1番や月の光などが昔からテレビCMなどでも使用される機会が多い作曲家です。
ピアノや音楽に日頃は触れていない方でも、一度はドビュッシーの曲を聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ピアノの学習と上達ということからドビュッシーを見てみると、弾きやすさと難しさの両方を持っている作曲家のような気がします。
アラベスク第1番などはブルクミュラー25練習曲の修了程度の実力でもがんばれば弾くことができますが、響きや流れをよく感じてちゃんと演奏しようとすると簡単ではありません。
また、前奏曲集や映像、エチュードなど音楽的にも技術的にも非常に多彩で難しい曲も多く残していますので、上級者にとってもやりがいのある作曲家です。

今年はドビュッシーがコンサートで演奏される機会は多そうですから、注目していきたいです。

JUGEMテーマ:音楽



| フランス | 13:15 | comments(0) | - | pookmark |
演技との一体感を
先日まで開催されていたフィギュアスケートの全日本選手権は大変見ごたえのある戦いでした。
4年に一度のオリンピック代表争いということもそうですし、次のオリンピックを狙う次世代の選手たちのがんばりもたくさん見られてわくわくしました。

さてピアノ曲を使っている方、またはピアノ曲やピアノの部分を使っている選手も今回もたくさんいましたが、曲の使い方というのは選手やコーチ、振り付けの方が吟味した上でのことなのでしょうが、観ていると難しさを感じることもあります。
例えばショパンの幻想即興曲をオーケストラのしたバージョンというのは、趣向としては面白いのかもしれませんが、これほどピアニスティックで定番のものだと、原曲と同等もしくはそれ以上の良さのアレンジと演奏じゃないと魅力が減少しているように思います。

他にもオペラやオーケストラの曲の一部にピアノを追加したような方もいましたが、これも気をつけないと盛り上がるというよりも音が十分にミックスしていないようにもテレビでは聴こえてしまいます。
選手やコーチたちも昔よりもずっと音楽に対して詳しくなっていると思うので、効果的に聴こえる方法だけではなく音楽のもつ持ち味を引き出しつつ選手の演技と一体化するようなアレンジと演奏にもう少し気を配って欲しいですね。

JUGEMテーマ:音楽



| 音楽とスポーツ | 16:01 | comments(0) | - | pookmark |
基礎練といっても
ピアノの基礎練の大切さと、それをいかに生徒にやってもらうのかというのは、私達ピアノ指導者が常日頃考えていることでもあると思いますが、タイムリーなことにあのピアノ組織のウェブサイトにもその特集のようなことが掲載されていました。

幾人かの有名な先生?のような方の基礎練についての言及が掲載されていますが、中にはちょっと??と思うようなことも。
たとえば、
「ハノンやツェルニーのような基礎練習は・・」
のように述べている方がいますが、この言い方はとても気になります。

ハノンのようなシンプルでありながらも指や手の動きそのものの基礎訓練とスケールやアルペジオを日頃から積み重ねるタイプのテクニック本と、一応は曲の形でありながらスケールとアルペジオの練習曲としてのエチュード本では、やっていることが全然違います。

そんなことは指導者わかってもあのサイトを見る保護者や一般のピアノ愛好家は誤解をするかもしれません。
また、ツェルニーの代わり、またはそれよりも優れた初中級〜中級の上くらいのエチュード集は現在ではかなり存在していますが、ハノンの代わりはあるもののどれもそれに近いようなものが多く、この点でも両者の存在意義はかなり異なります。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 21:53 | comments(0) | - | pookmark |
課題曲のCD
コンクールの曲の参考音源を探す時にいくつかの選択肢があると思いますが、課題曲のCDなどを作成しているコンクールもあるので、あればそれが聴く音源の第一選択肢になることもあると思います。
その次にネット上の動画サイトなどでしょうか。

しかし、この2つは時にはあまり効果的ではないこともあるでしょう。
課題曲のCDの演奏は実は聴いてみると実際にはあまり質が高くないどころか、時には「これでは地区予選ですら通用しない・・・」と思うこともあります。
一応は名の通ったピアノ弾きが弾いて録音されている課題曲CDが、なぜこんな演奏になってしまうのかはいくつかの要因がありそうですが、もしかしたら子どものコンクール曲だからとあまり勉強せずにほとんど初見でパッと弾いているなんてことはないでしょうが・・・

録音の質もうまく聴こえない要因かもしれません。
ピアノにマイクを近づけて録音するとはっきり聴き取りやすい音質にはなりますが、会場やホールで聴くピアノの音質には遠くなるとはよく言われていることです。
このあたりも制作側は工夫して欲しいところです。


JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 23:46 | comments(0) | - | pookmark |
見方、聴こえ方
コンクールを聴いていて、賞や予選通過と予想する参加者にチェックをつけたり、あるいは全員に対して採点するようにプログラムに点数をつけながら方も多いと思います。

そして賞などが発表されたり掲示されたりして、予想とどの程度合っていたのかも楽しみの一つですが、中には自分の子どもの演奏は別として他の参加者の演奏に対しても、
「どうして?この子上手だったのに予選通過していない・・」とか
「この人ヘタだったのに、なぜか賞になっている・・・」
などと思うこともあると思います。

では、なぜこうしたことがあるのでしょうか。
要因はいくつかあると思いますが、審査員(音大の教授や講師、ピアノ指導者など)の専門家と、保護者さんなどの一般の人では聴くポイントや評価する箇所が違う=見方が違う、ということがあげられます。
特にバロックや古典では、その差が大きいようにも思います。
例えば審査員は曲の理解度からの演奏というのを重視する傾向が強い人が多いとして、一般の保護者さんなどは曲をあまり知らずに聴いていることが多いので、シンプルに聴こえの良さを判断することが多いでしょう。

このあたりは自分の子がコンクールのために練習している曲だけではなく、他の曲も聴いて少し勉強するようにしてみると、また聴こえ方も違ってくると思います。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 13:08 | comments(0) | - | pookmark |
かなりの実力差が
子どものピアノコンクールで、「小学6年生以下の部」というのがあるとして、その部門の課題曲から選択して演奏することになります。
しかし、その部門の課題曲を弾くと言っても、その参加の人たちの実力差は結構大きいと思われます。

例えば、「小学6年生以下の部」でバッハのインヴェンションが課題曲に入っている場合に、参加者の中にはインヴェンションの15曲は既にレッスンでは一通り弾いていて、単に弾くだけならもう余裕があり、コンクールのために再び細部まで仕上げてくる人もいるでしょう。
他にもショパンのワルツやノクターン、マズルカなどの各曲、メンデルスゾーンやシューマンなどの小品も普段は弾いていて、発表会ではそれらの作曲家の6〜10分程度の規模の作品も弾いている人もいるでしょう。

逆に、インヴェンションは1曲も弾いたことがなく初めて挑戦する人どころか、バッハの小品もほとんどやったことなく、普段はブルクミュラー25の曲もやっとのことで弾いている・・・

と、実はこれくらいのレヴェル差がある参加者が同じ土俵に立っているのが子どものピアノコンクールですが、意外と知らずに参加している人もいるかもしれません。
当然ながら余裕の差は大きいものがありますが、だからと言って実力がもともとかなり上の子が予選を通過や賞を獲得すると決まっているわけではないのがコンクールの面白いところです。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 23:56 | comments(0) | - | pookmark |
| 1/300PAGES | >>