ピアノレッスンのヒント
PROFILE
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
かなりの実力差が
子どものピアノコンクールで、「小学6年生以下の部」というのがあるとして、その部門の課題曲から選択して演奏することになります。
しかし、その部門の課題曲を弾くと言っても、その参加の人たちの実力差は結構大きいと思われます。

例えば、「小学6年生以下の部」でバッハのインヴェンションが課題曲に入っている場合に、参加者の中にはインヴェンションの15曲は既にレッスンでは一通り弾いていて、単に弾くだけならもう余裕があり、コンクールのために再び細部まで仕上げてくる人もいるでしょう。
他にもショパンのワルツやノクターン、マズルカなどの各曲、メンデルスゾーンやシューマンなどの小品も普段は弾いていて、発表会ではそれらの作曲家の6〜10分程度の規模の作品も弾いている人もいるでしょう。

逆に、インヴェンションは1曲も弾いたことがなく初めて挑戦する人どころか、バッハの小品もほとんどやったことなく、普段はブルクミュラー25の曲もやっとのことで弾いている・・・

と、実はこれくらいのレヴェル差がある参加者が同じ土俵に立っているのが子どものピアノコンクールですが、意外と知らずに参加している人もいるかもしれません。
当然ながら余裕の差は大きいものがありますが、だからと言って実力がもともとかなり上の子が予選を通過や賞を獲得すると決まっているわけではないのがコンクールの面白いところです。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 23:56 | comments(0) | - | pookmark |
小さな子のバロック小品
小学生の低学年の子にもコンクールでバロックの小品を弾いてもらうことも多いのですが、この場合は新しい表現や練りに練った作戦のようなことはしないで練習してもらいます。

どういうことかというと、シンプルに仕上げると言ったらいいのでしょうか、つまりはその曲の持つフレーズ感を大事にしつつ、それを何度も練習しながらその子の持っている音楽が少しずつ出て来るような感じです。

そうしているとたった24小節、32小節の一見誰が弾いても同じように聴こえてしまいそうなバロックの小品でも、その子の音楽の感じ方などが演奏に結構でてきます。
ちょっと急ぎ気味だったり、指がスムーズに動いていない箇所などは何度も練習させますが、表現力は基本はフレーズの歌ということに絞っています。
この段階ではよく聴いてよく歌うようにすることで、それよりも一段上のバロック曲にも通じて行けますから、あまり込み入ったことをやりすぎないことも大事です。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 00:36 | comments(0) | - | pookmark |
概念を超えて
バッハなどのバロック時代の鍵盤作品を弾くことの多いピアノのコンクールですが、300年ほどというピアノの歴史よりも古い時代から演奏されているバロック音楽には、「こういう演奏が良いバロックの演奏だ」という概念が聴いている審査員の側にもあるでしょう。
その「こういうのがよい」というのはずっと受け継がれてきたものもあるでしょうし、それとは少し異なり近年になってのバロック音楽の文献等などでの研究を反映した結果としてのものもあると思います。

しかし、このバロック「こういう風に弾くべき」というのが強すぎると、それ以外の演奏スタイルを切り捨てることにもなりかねないのが注意が必要です。
つまり、審査員は自分の概念とは異なる演奏に出会った時に、どのように判断するのか・・

それを単に「それはダメ」とか「違う」と決めてしまうのか、それとも「私の思い描く演奏とは異なるものだけれど、これはこれで良い感じがする」と思うこともあるのか。

私も生徒にこれまでに無いようなインヴェンション、シンフォニアの弾き方をある一部分で提案してみて演奏をした時に、審査員の判断は分かれることが多いように思います。
同じ演奏に対し、ある人は「とても印象深く弾けていてよかった」としていても、ある人は「対位のテーマはもっと控えてください」と従来どおりの書き方。
それを演奏する側と指導側は受け止めつつも、真に受けすぎて迷いすぎてもいけないように思うのです。
バランス感覚を働かせつつも、より新しい演奏へ〜・・・そう思いながらやることが個人的には好きです。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 22:55 | comments(0) | - | pookmark |
理解力も必要
子どものピアノのコンクールで演奏されるバロックといえば、何と言ってもバッハが最も多いと思います。
最近ではバロック時代の課題曲の指定にバッハ以外にもヘンデルやスカルラッティなどの作曲家の曲も入れているコンクールもありますが、それでもバッハのインヴェンションやシンフォニア、平均律を課題をしているところが大半です。

小学生の高学年くらいでインヴェンションをちゃんと演奏するというのは、私達大人が思っているよりも大変なことなのでしょう。
「テーマがここからここまでだから、フレーズをちゃんと〜」とか、「ここは2声ともたっぷり歌いたいから左手も出して〜」とか「この対位テーマは少しだけ控えめに〜」などと、
演奏らしくなるように指導をしているつもりでも、子どもはあまり理解できないで弾いてしまうことも多いものです。

つまり小学生の5,6年生でインヴェンションを弾いてコンクールに参加しようと思うと、単に指が動いて一通り練習曲はこなせるとか、歌心の必要な曲はそれっぽく弾けるなどといったことでは通用しなくなっていて、理解力も必要になってきます。
3声のシンフォニアになるとさらにです。

このあたりのことは逆算すると4年生くらいからインヴェンションへの準備をしたのではちょっと遅いですから、やはり小学生低学年のうちからポリフォニックな曲の練習を・・と言ってもとても簡単なものからでいいので、取り入れていくことは重要でしょう。
それがのちの実力の伸びに活きてきます。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 10:49 | comments(0) | - | pookmark |
2曲の組み合わせは
子どものピアノのコンクールにもいろいろありますが、2曲弾くコンクールも多いと思います。
その場合は、課題曲の中からなんでも好きな曲を選ぶのも悪くないのですが、もう少し考えてみましょう。

わかりやすい考え方としては2曲の違いを明確にすることです。
例えば1曲めにバロック、2曲めに近現代などの時代区分のある選曲の場合は、バロックでパリッとしたタイプの曲を弾くとしたら近現代では抒情系のゆったりしっとり目の曲するなどの方法があります。
そうすることによって多様な表現ができることを聴き手に印象づけられますし、弾いている生徒自身も1曲めと2曲めの違いを意識しやすいでしょう。

ただし、生徒が抒情系の曲をとても苦手としていたり、ゆっくりな曲は好きだけれどテンポ感を維持することが得意ではないなどの事情がある場合には、もう少し選曲を方法を考えてもいいでしょう。
たとえばテンポの早い遅いで曲の違いを明確にするよりも、わかりやすく考えると短調と長調の違いや和音の多さの違い、ペダルの少ない曲、多い曲の差なども考えてみると選曲の幅は広がります。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 00:17 | comments(0) | - | pookmark |
選曲の注意点は
子どものピアノのコンクールへ参加するときにやることはいろいろありますが、まずは何と言っても曲選び=選曲でしょう。
選曲はコンクール参加の重要な位置を占めていますが、これは一般に生徒や保護者が思うよりもかなりの重要度であり、うまく聴こえるかどうかは選曲で7割くらいは決まると言う人もいるほどです。

ではそれほど重要な選曲のポイントは・・・
これがそう単純明快に説明できることではないのですが、コンクールですからまずは弾けない曲を選ばないということです。
「それがポイントなの?」と思う方もいるかもしれませんが、弾けない曲というのは単に現時点のテクニックでは無理であるという意味だけではありません。
テクニック上、コンクールまでの3ヶ月程度では無理な曲を選ばないのは当然なはずなのに、なぜかこれをやってしまう人がいますが、子どもも保護者もなぜか「できるかも」という期待感が先行してしまうこともあるので、これは注意深く避ける必要があります。

つまりは、ある程度余裕を持って弾ける曲を選ぶことが大前提です。
コンクール参加自体は挑戦でも、選曲では弾けない無謀曲を選ばない。
まずはこれに注意しましょう。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 00:45 | comments(0) | - | pookmark |
楽しいからがんばるの時代へ
こどものピアノコンクールでいつも思うことは小学2、3年生くらいまでは、あまり結果=つまりは賞にこだわらなくてもいいのかなということです。
これは本人もそうですし保護者もそうですが、指導者にもそう思って欲しいものです。
幼児や低学年の頃は早くからピアノを初めていた子や、ちょっとカンが良い子などはすぐに賞をとれたり、また本番にうまく弾けてしまうマグレの確率も高めかもしれませんから、賞があったらラッキー、無くて当然くらいで十分だと思って、何かの賞や予選通過といった結果に結びつくことは当然うれしくて良いことですが、それよりもがんばって練習すること自体やコンクールで弾くことのワクワク感などを体感して欲しいと思います。

コンクールは年齢が上がるに連れて、早くからやっている子のアドヴァンテージも少なくなり、本番弾けるマグレもなくなります。
だんだん本当の実力の勝負になってくるわけですが、回数参加することでコンクールの意識を少しずつ変えるというか向上させて欲しいとも思います。
参加して楽しかった時代(3年生くらいまで)から、がんばったから結果が少しずつ伴ってくる時代(4年生くらいから)にと成長できたらうれしいものです。

もちろん世の中のみんながそういったことにはならないのもコンクールですが、低学年の頃から目標や練習のペース配分、日程表などで意識を少しずつ高めることでその後の成長にうまくつなげていけるとコンクールの活用度は上がっていくと思います。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 23:37 | comments(0) | - | pookmark |
いつでも見られるように普及しましたが
こどものためのピアノコンクールの演奏のレヴェルは、たとえば10年ほど前と比べると中間層は格段に上がったように思います。
動画サイトで全国大会の過去の演奏などを誰でも見られるので、指導者はもちろんのこと生徒や保護者も「ああ〜こういう演奏がいいんだね〜」といった感じになりやすいのがひとつの要因のように思います。

しかし動画は現在のところやはり動画であり、実際の演奏に近いとまではいい切れません。
演奏のおおよその形はわかっても、そのホールとピアノでの実際の響きを動画から全て感じとることは不可能です。

ですから見る側もそれをわかっている必要があります。
例えばパキパキとはっきりしたバロックの演奏をした人がピアノの全国大会で賞をとっているように動画で聴こえるからと言って、それをピアノもホールも、そして年齢もピアノ経験も実力も違う人が真似すればいいというものでもありません。
私達指導者はそのことを十分に踏まえて、単にモノマネ上手な演奏の子どもをつくってしまうことにならないようにしたいものです。

JUGEMテーマ:音楽



| ピアノ情報ミニ | 21:58 | comments(0) | - | pookmark |
| 1/299PAGES | >>