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クロード・ドビュッシー
2018年になりました。今年もよろしくお願いします。
ピアノ関連では今年はフランスの作曲家ドビュッシーの没後100年という記念年になるようです。

ドビュッシーは日本ではアラベスク第1番や月の光などが昔からテレビCMなどでも使用される機会が多い作曲家です。
ピアノや音楽に日頃は触れていない方でも、一度はドビュッシーの曲を聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ピアノの学習と上達ということからドビュッシーを見てみると、弾きやすさと難しさの両方を持っている作曲家のような気がします。
アラベスク第1番などはブルクミュラー25練習曲の修了程度の実力でもがんばれば弾くことができますが、響きや流れをよく感じてちゃんと演奏しようとすると簡単ではありません。
また、前奏曲集や映像、エチュードなど音楽的にも技術的にも非常に多彩で難しい曲も多く残していますので、上級者にとってもやりがいのある作曲家です。

今年はドビュッシーがコンサートで演奏される機会は多そうですから、注目していきたいです。

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| フランス | 13:15 | comments(0) | - | pookmark |
演技との一体感を
先日まで開催されていたフィギュアスケートの全日本選手権は大変見ごたえのある戦いでした。
4年に一度のオリンピック代表争いということもそうですし、次のオリンピックを狙う次世代の選手たちのがんばりもたくさん見られてわくわくしました。

さてピアノ曲を使っている方、またはピアノ曲やピアノの部分を使っている選手も今回もたくさんいましたが、曲の使い方というのは選手やコーチ、振り付けの方が吟味した上でのことなのでしょうが、観ていると難しさを感じることもあります。
例えばショパンの幻想即興曲をオーケストラのしたバージョンというのは、趣向としては面白いのかもしれませんが、これほどピアニスティックで定番のものだと、原曲と同等もしくはそれ以上の良さのアレンジと演奏じゃないと魅力が減少しているように思います。

他にもオペラやオーケストラの曲の一部にピアノを追加したような方もいましたが、これも気をつけないと盛り上がるというよりも音が十分にミックスしていないようにもテレビでは聴こえてしまいます。
選手やコーチたちも昔よりもずっと音楽に対して詳しくなっていると思うので、効果的に聴こえる方法だけではなく音楽のもつ持ち味を引き出しつつ選手の演技と一体化するようなアレンジと演奏にもう少し気を配って欲しいですね。

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| 音楽とスポーツ | 16:01 | comments(0) | - | pookmark |
基礎練といっても
ピアノの基礎練の大切さと、それをいかに生徒にやってもらうのかというのは、私達ピアノ指導者が常日頃考えていることでもあると思いますが、タイムリーなことにあのピアノ組織のウェブサイトにもその特集のようなことが掲載されていました。

幾人かの有名な先生?のような方の基礎練についての言及が掲載されていますが、中にはちょっと??と思うようなことも。
たとえば、
「ハノンやツェルニーのような基礎練習は・・」
のように述べている方がいますが、この言い方はとても気になります。

ハノンのようなシンプルでありながらも指や手の動きそのものの基礎訓練とスケールやアルペジオを日頃から積み重ねるタイプのテクニック本と、一応は曲の形でありながらスケールとアルペジオの練習曲としてのエチュード本では、やっていることが全然違います。

そんなことは指導者わかってもあのサイトを見る保護者や一般のピアノ愛好家は誤解をするかもしれません。
また、ツェルニーの代わり、またはそれよりも優れた初中級〜中級の上くらいのエチュード集は現在ではかなり存在していますが、ハノンの代わりはあるもののどれもそれに近いようなものが多く、この点でも両者の存在意義はかなり異なります。

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| ピアノ情報ミニ | 21:53 | comments(0) | - | pookmark |
課題曲のCD
コンクールの曲の参考音源を探す時にいくつかの選択肢があると思いますが、課題曲のCDなどを作成しているコンクールもあるので、あればそれが聴く音源の第一選択肢になることもあると思います。
その次にネット上の動画サイトなどでしょうか。

しかし、この2つは時にはあまり効果的ではないこともあるでしょう。
課題曲のCDの演奏は実は聴いてみると実際にはあまり質が高くないどころか、時には「これでは地区予選ですら通用しない・・・」と思うこともあります。
一応は名の通ったピアノ弾きが弾いて録音されている課題曲CDが、なぜこんな演奏になってしまうのかはいくつかの要因がありそうですが、もしかしたら子どものコンクール曲だからとあまり勉強せずにほとんど初見でパッと弾いているなんてことはないでしょうが・・・

録音の質もうまく聴こえない要因かもしれません。
ピアノにマイクを近づけて録音するとはっきり聴き取りやすい音質にはなりますが、会場やホールで聴くピアノの音質には遠くなるとはよく言われていることです。
このあたりも制作側は工夫して欲しいところです。


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| ピアノ情報ミニ | 23:46 | comments(0) | - | pookmark |
見方、聴こえ方
コンクールを聴いていて、賞や予選通過と予想する参加者にチェックをつけたり、あるいは全員に対して採点するようにプログラムに点数をつけながら方も多いと思います。

そして賞などが発表されたり掲示されたりして、予想とどの程度合っていたのかも楽しみの一つですが、中には自分の子どもの演奏は別として他の参加者の演奏に対しても、
「どうして?この子上手だったのに予選通過していない・・」とか
「この人ヘタだったのに、なぜか賞になっている・・・」
などと思うこともあると思います。

では、なぜこうしたことがあるのでしょうか。
要因はいくつかあると思いますが、審査員(音大の教授や講師、ピアノ指導者など)の専門家と、保護者さんなどの一般の人では聴くポイントや評価する箇所が違う=見方が違う、ということがあげられます。
特にバロックや古典では、その差が大きいようにも思います。
例えば審査員は曲の理解度からの演奏というのを重視する傾向が強い人が多いとして、一般の保護者さんなどは曲をあまり知らずに聴いていることが多いので、シンプルに聴こえの良さを判断することが多いでしょう。

このあたりは自分の子がコンクールのために練習している曲だけではなく、他の曲も聴いて少し勉強するようにしてみると、また聴こえ方も違ってくると思います。

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| ピアノ情報ミニ | 13:08 | comments(0) | - | pookmark |
かなりの実力差が
子どものピアノコンクールで、「小学6年生以下の部」というのがあるとして、その部門の課題曲から選択して演奏することになります。
しかし、その部門の課題曲を弾くと言っても、その参加の人たちの実力差は結構大きいと思われます。

例えば、「小学6年生以下の部」でバッハのインヴェンションが課題曲に入っている場合に、参加者の中にはインヴェンションの15曲は既にレッスンでは一通り弾いていて、単に弾くだけならもう余裕があり、コンクールのために再び細部まで仕上げてくる人もいるでしょう。
他にもショパンのワルツやノクターン、マズルカなどの各曲、メンデルスゾーンやシューマンなどの小品も普段は弾いていて、発表会ではそれらの作曲家の6〜10分程度の規模の作品も弾いている人もいるでしょう。

逆に、インヴェンションは1曲も弾いたことがなく初めて挑戦する人どころか、バッハの小品もほとんどやったことなく、普段はブルクミュラー25の曲もやっとのことで弾いている・・・

と、実はこれくらいのレヴェル差がある参加者が同じ土俵に立っているのが子どものピアノコンクールですが、意外と知らずに参加している人もいるかもしれません。
当然ながら余裕の差は大きいものがありますが、だからと言って実力がもともとかなり上の子が予選を通過や賞を獲得すると決まっているわけではないのがコンクールの面白いところです。

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| ピアノ情報ミニ | 23:56 | comments(0) | - | pookmark |
小さな子のバロック小品
小学生の低学年の子にもコンクールでバロックの小品を弾いてもらうことも多いのですが、この場合は新しい表現や練りに練った作戦のようなことはしないで練習してもらいます。

どういうことかというと、シンプルに仕上げると言ったらいいのでしょうか、つまりはその曲の持つフレーズ感を大事にしつつ、それを何度も練習しながらその子の持っている音楽が少しずつ出て来るような感じです。

そうしているとたった24小節、32小節の一見誰が弾いても同じように聴こえてしまいそうなバロックの小品でも、その子の音楽の感じ方などが演奏に結構でてきます。
ちょっと急ぎ気味だったり、指がスムーズに動いていない箇所などは何度も練習させますが、表現力は基本はフレーズの歌ということに絞っています。
この段階ではよく聴いてよく歌うようにすることで、それよりも一段上のバロック曲にも通じて行けますから、あまり込み入ったことをやりすぎないことも大事です。

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| ピアノ情報ミニ | 00:36 | comments(0) | - | pookmark |
概念を超えて
バッハなどのバロック時代の鍵盤作品を弾くことの多いピアノのコンクールですが、300年ほどというピアノの歴史よりも古い時代から演奏されているバロック音楽には、「こういう演奏が良いバロックの演奏だ」という概念が聴いている審査員の側にもあるでしょう。
その「こういうのがよい」というのはずっと受け継がれてきたものもあるでしょうし、それとは少し異なり近年になってのバロック音楽の文献等などでの研究を反映した結果としてのものもあると思います。

しかし、このバロック「こういう風に弾くべき」というのが強すぎると、それ以外の演奏スタイルを切り捨てることにもなりかねないのが注意が必要です。
つまり、審査員は自分の概念とは異なる演奏に出会った時に、どのように判断するのか・・

それを単に「それはダメ」とか「違う」と決めてしまうのか、それとも「私の思い描く演奏とは異なるものだけれど、これはこれで良い感じがする」と思うこともあるのか。

私も生徒にこれまでに無いようなインヴェンション、シンフォニアの弾き方をある一部分で提案してみて演奏をした時に、審査員の判断は分かれることが多いように思います。
同じ演奏に対し、ある人は「とても印象深く弾けていてよかった」としていても、ある人は「対位のテーマはもっと控えてください」と従来どおりの書き方。
それを演奏する側と指導側は受け止めつつも、真に受けすぎて迷いすぎてもいけないように思うのです。
バランス感覚を働かせつつも、より新しい演奏へ〜・・・そう思いながらやることが個人的には好きです。

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| ピアノ情報ミニ | 22:55 | comments(0) | - | pookmark |
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