ピアノレッスンのヒント
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リュート曲
曲を深く知るために作曲家のピアノ作品以外の作品についてもよく知ること、よく聴くことが大事ことはよく言われることです。
モーツァルトならオペラを聴くということはよく言われることですし、バッハにもマタイ受難曲やヴァイオリンソナタやパルティータもあります。
もう1つバッハで注目して欲しいのはリュートのための作品です。
数も結構ありますし響きを聴くことによって現代のピアノでバッハの鍵盤作品を弾くことの1つのヒントになるように思います。
リュートという楽器自体が今では珍しいのでギターで弾かれている場合も多いと思いますが、音楽の本質は十分に聴けると思いますので小プレリュードやインヴェンションを弾いている方ばかりではなく既に平均律クラヴィーアを弾いている方もバッハのリュート曲を聴いてみましょう。
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| ドイツ | 21:14 | comments(0) | - | pookmark |
没後140年ブルクミュラー
25練習曲でお馴染みのブルクミュラーは没後140年の記念年のようです。
当時活躍していたロマン派の大作曲家達と肩を並べるような存在とは言えなかっただろうブルクミュラーではありますが、25練習曲、18練習曲は今でも盛んに使われている重要な教本ですし、12練習曲も近年使われることが増えたようにも思います。

大作曲家とは言えないブルクミュラーだと思いますが、これは単なる推測ですがきっと本人もそれは理解していたのではないかと思います。
それは18練習曲を弾くと感じることですが当時を代表する作曲家の一人であるシューマンをかなり意識しているように思われるのです。
そしてシューマンの曲を弾くための準備段階としても使えるような教本を・・・という意味が18練習曲の曲のタイトルや音楽内容からも感じられます。

ですからこの18練習曲を有効活用することはロマン派の音楽を学ぶ上では表現力でもテクニックでも非常に有益です。
25練習曲を終えるすぐにブルクミュラーを卒業してしまうのはもったいない気がしますから、ぜひ18練習曲も上手に活用して欲しいと思います。
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| ドイツ | 22:35 | comments(0) | - | pookmark |
ベートーヴェン
12月16日はベートーヴェンの誕生日です。
交響曲、オペラ、歌曲、室内楽など多くのジャンルで傑作を残した大作曲家ベートーヴェンはピアノ音楽でも金字塔とも言える32曲のピアノソナタをつくりました。
中でも「月光」や「悲愴」、「告別」や「熱情」などは現代の演奏会でも盛んに取り上げられる重要なレパートリとして、また若い番号のソナタは中級以降の学習者が学んでいく最良の作品として長く愛されています。

これらのピアノソナタを通じて我々が学ぶことは無数にあるのですがいくつかあげるとすると作品の弾き分けというのがあるでしょう。
個々の曲は個性の違いを明確につくられているのがベートーヴェンの特徴でもあるので、その作品にあった演奏を心がけることも重要です。
さらにピアノという楽器がより一掃発達していく時代の作品というのも感じることができ、それ以前のモーツァルトとは少し違った作風の作品が多いことにも気付かされるでしょう。
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| ドイツ | 13:20 | comments(0) | - | pookmark |
ヒンデミット
プーランクは没後50年の記念年ということで以前に紹介しましたが、ヒンデミットも没後50年のようです。
ドイツの作曲家ヒンデミットは現代のドイツを代表する作曲家だったといえるでしょう。
ドイツの音楽というとバロックから古典にかけて、そしてロマンの時代にも多数の大作曲家を生み出してきましたが「近現代のドイツの作曲家の名前を」といわれると、すぐには思いつかない方も多いのではないでしょうか。

そんな中でヒンデミットは今でも演奏されるようなピアノ曲も残しているドイツの作曲家としては筆頭にあげられると思います。
特にピアノソナタ第2番は学生のコンクールなどの課題曲にもよく取り上げられる曲ですので、一度は耳にしたことがあるという方もいるかもしれません。
上級者向けの曲といえますが近現代のドイツ物のレパートリーを考えている方には適している曲だと思います。
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| ドイツ | 00:27 | comments(0) | - | pookmark |
生誕200年のワーグナー
ワーグナーは今年が生誕200年の記念年なので様々なコンサートも開催されているようです。
テレビなどでも特集で取り上げられていることもあるので既にご覧になった方もいるとかと思いますが、大掛かりな舞台装置なども用いてのワーグナーの楽劇の上演はオペラ歌手が単に演技しながら歌うというよりも、そこにワーグナーの思い描いた世界そのものを再現しているかのようなステージになっている公演もあるでしょう。

ピアノ曲としてはワーグナーの楽劇の曲をリスト編曲のピアノ作品で弾いたり聴いたりすることが多いことは触れましたが、他にも当時から多くのピアニストや作曲家がワーグナーの音楽のピアノ編曲作品というのもつくっていたようです。
現代に近いところでいうとグレン・グールドが編曲をしたピアノ作品もあります。
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| ドイツ | 17:27 | comments(0) | - | pookmark |
リヒャルト・ワーグナー
5月22日はワーグナーの誕生日です。
ワーグナーといえば壮大な楽劇をつくったことでその後の音楽家や作曲家の大きな影響を与えた大作曲家として知られていて、リストやドビュッシーなども大きな影響を受けたと言われています。
リストはワーグナーの楽劇の中のメロディーを用いた編曲のピアノ作品を残していますし、ドビュッシーは特に若い頃は熱心なワーグナーファンだったようです。

音楽史の残る大作曲家のワーグナーですがピアノ曲をたくさん残しているわけではないので、我々ピアノ弾きやピアノ学習者にとっては必ずしも親しみのある作曲家というわけではないかもしれません。
またワーグナーの楽劇は長いものが多く1時間〜3時間ほどで鑑賞できるイタリアオペラの作品群に比べても長いので、気軽に鑑賞ということからも少し遠いイメージがあるのはたしかでしょう。
それでも時々NHKのBS放送の深夜帯などで放送されていることもあるので、一度鑑賞してみるのもいいと思います。
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| ドイツ | 21:42 | comments(0) | - | pookmark |
シンフォニアを乗り切ると
3月21日はJ.S.バッハの誕生日です。
ピアノという鍵盤楽器を学ぶ上でとても重要な作曲家であるバッハの作品は、「アンナマグダレーナのクラヴィーア小曲集」からはじまって「小プレリュードと小フーガ」で少しポリフォニーらしさが見えてきて「インヴェンション」へとつながっていきます。
「インヴェンションとシンフォニア」という1つの本ですがインヴェンションを終えたからシンフォニアまでは少し難易度的には開きがあると思いますので、できれば一旦「小プレリュードと小フーガ」の本の3声の短めの曲で慣れてからシンフォニアに入っていくという方法もいいでしょう。
シンフォニア全曲をしっかりと弾いていくことは大変かもしれませんが、それができれば平均律のフーガはそれほど難関を感じることなく進めていけるはずですのでピアノ弾きは子どもも大人も愛好家も専門家もぜひバッハは継続して弾いていってもらいたいものです。
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| ドイツ | 23:10 | comments(0) | - | pookmark |
ワーグナー
2013年がはじまりしたが今年が記念年の音楽家は誰がいるでしょうか。
1813年の生まれの作曲家にリヒャルト・ワーグナーがいます。

ワーグナーという壮大な規模の楽劇をつくったことで知られています。
「ニーベルングの指環」や「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「タンホイザー」、「ローエングリン」などは現在でもよく上演される演目ですが、それらの大規模な作品の音楽の一部はCMやドラマなどで使われることもあるので、ワーグナーの音楽をいつのまにか耳にしているという方も多いのではないでしょうか。

ワーグナーは残念ながらピアノ曲といものをたくさん残さなかったので、ワーグナーのピアノ曲が演奏される機会は極めて少ないと思いますが、リストがワーグナーの作品の旋律を元に作曲したピアノ作品は数多く残されていて演奏される機会もあります。

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| ドイツ | 22:01 | comments(1) | - | pookmark |
クララ・シューマン
今日9月13日のグーグルの絵にもなっているようにクララ・シューマンの誕生日です。
ロベルト・シューマンの妻でありピアニストで作曲家のクララは、初の本格的な女性コンサートピアニストという言われ方もするほど音楽界にとって重要な人物でしょう。

ロベルト・シューマンのピアノ作品では現在ではどの曲も非常に高く評価されていてロマン派の重要なレパートリーです。
当然ながらコンサート、発表会、コンクールなどでも演奏される機会も多いですし、ピアノ教室のレッスン現場でも小さな子どもから大人まで、初級から上級のどんなレヴェルの人にも親しまれているわけですが、多少地味なピアノ曲もあるので当時は必ずしも全ての作品が人気があったわけでもなくないようです。

そうした中でクララは単なるピアニストではなく、夫ロベルトの作品の素晴らしさを世の中に広めるためのピアニストでもあり、その役割をクララは誇りに思いながら演奏していたことでしょう。

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| ドイツ | 09:42 | comments(0) | - | pookmark |
ハイドン
古典の作曲家というとハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンですがハイドンの鍵盤作品が他の二人に比べると実際のレッスンの現場や発表会などでも弾かれる頻度はあまり少なめかもしれません。
その理由の1つは楽譜にあると思います。
モーツァルトはベーレンライター社をはじめとする海外の原典が充実していて、ウィーン原典版もありますし日本の楽譜にも良質なものがいくつか出版されています。
またベートーヴェンも古くから様々な原典版や校訂版が存在していて、それなりに充実しています。
ハイドンも海外の楽譜を中心にそれなりに充実しているのですが、良質な日本版の種類は多いとは言えません。
またハイドンは作品番号が一部混乱気味なこともあり、「〇〇番」と言われてもどの曲のことを言っているのかすぐにはわからないこともあると思います。
しかしハイドンのピアノソナタは演奏効果が高くて発表会向きの曲も結構多いですから、中級以上の方は時には選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。
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| ドイツ | 21:19 | comments(0) | - | pookmark |
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