ピアノレッスンのヒント
PROFILE
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
清らかな女神よ
ショパンは公開演奏の少ないピアニスト・作曲家だったとされていますが、同時に他のピアニストの演奏にもあまり関心が無かったとも言われています。
よく行っていたとされるのがオペラの演奏会で、ベッリー二のオペラがお気に入りだったというのが定説です。
しかし我々ピアノ弾きや指導者にとってイタリアのオペラ作曲家であるベッリーニは必ずしも身近な作曲家とは言えないでしょう

私も以前はベッリーニを歌う方の伴奏をしたことがある程度でほとんど知りませんでした。
いくつかのオペラを知って鑑賞してみたのは10代も終わりの頃から。
オペラ「夢遊病の女」や「ノルマ」は映像で通しで何度か見たり、オペラのいいところどりのアリア集なども聴くようになりました。
それからかなり時は経ち今ではピアノ曲を聴く頻度よりも歌を聴くことが多いかもしれません。
そしてこうしたパソコンに文字を打つ時もオペラのアリア集はよく聴いていて、ルネ フレミングの歌う「ノルマ」より「清らかな女神よ」は素晴らしい。
ショパンがこうした声の音楽のファンだったとしたらやはり私たちピアノ弾きも声の良さをもっと実感することはいいピアノ演奏へのヒントとなりそうです。
ベッリーニの他のにも同時代のドニゼッティ、もう少しあとの時代だとレオンカヴァッロやチレア、プッチーニなどのオペラアリアも聴きやすくて盛り上がりもあって素晴らしいですからピアノ弾きさんたちには若いうちから聴いて親しむのをお勧めしたいですね。

JUGEMテーマ:ピアノ



| イタリア | 22:32 | comments(2) | - | pookmark |
クリストフォリ
5月3日はピアノの発明者として知られるクリストフォリの誕生日です。
ピアノの発明と言っても現在のグランドピアノとはかなり異なる音、そして作りだったと思いますがクリストフォリのつくったピアノの原型はチェンバロとは違って音に強さの差をつけられることが画期的な発明だったのでしょう。

その発明から約300年。
ピアノは様々なメーカーが登場して多くの改良が行われてきました。
より美しい音、繊細な音も出せて強靭な音も出せる、そして弾きやすさ、ペダルの改良などと実にさまざまなことが少しずつ向上していき現代のピアノになってきたのでしょう。
最近の教本や曲集には昔のピアノから現代のピアノまでの写真などを数点並べて簡単に解説をしてくれているものもありますので、指導者もそうしたものを生徒に見せて説明するのもいいでしょう。
興味を持ってくれる生徒も多いと思います。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 11:05 | comments(0) | - | pookmark |
ドメニコ・スカルラッティ
10月26日はドメニコ・スカルラッティの誕生日です。
バッハやヘンデルと同年生まれのバロック時代のD・スカルラッティの残した500曲をこえる鍵盤のためのソナタは現代のピアニストにも演奏される機会の多い曲です。
当然ながら現代のピアノのような楽器は当時は存在していなかってので、スカルラッティがピアノを想定して書いたとは思えませんが、ピアノという表現力のある楽器での演奏に非常に合っているのがスカルラッティの鍵盤ソナタではないでしょうか。
例えばピアノリサイタルでも前半にスカルラッティのソナタを数曲入れていることはとても多いですし、アンクールでもよく演奏されます。
たった24小節ほどのソナタもありますのでスカルラッティのソナタ集を手元に置いて少しずつ弾いてみてはいかがでしょうか。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 21:21 | comments(0) | - | pookmark |
ヴェルディ
10月10日はイタリアの作曲家ヴェルディの誕生日です。
ロッシーニ巻き起こしたイタリアオペラの反映はその後もドニゼッティやベッリーニなどによってさらに発展していきますが、その後に現れたのがジュゼッペ・ヴェルディです。
しかしヴェルディがそれまでのイタリアオペラの伝統を受け継ぐだけではなく、時には内省的な表現や音楽とストーリーをより一体感のあるものにするなど様々な独自の工夫によってオペラを大きく変革したと言われています。
その音楽が魅力あるものであることは、リストがヴェルディのオペラを題材にして数々の編曲物を書いていることでもわかるでしょう。
アイーダやドン・カルロなどのオペラもピアノ曲にしていますが、特にリゴレットパラフレーズは演奏機会も多い人気の作品です。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 22:11 | comments(0) | - | pookmark |
サリエリ
8月18日はイタリアの作曲家アントニオ・サリエリの誕生日です。
サリエリは古典時代の作曲家でハイドンよりは少し若くてモーツァルトと同時代くらいですが、それほど知られている作曲家ではありません。
ただしモーツァルトが主人公の映画「アマデウス」で悪役のような扱いなっているので、それでサリエリを知ったという方が大半ではないでしょうか。

作品が演奏される機会も多いとはいえませんが録音物も少しは出ているようです。
鍵盤作品を残していると思いますがいずれ弾く機会がありましたら、また取り上げてみたいと思います。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 00:08 | comments(0) | - | pookmark |
カゼッラ
7月25日はイタリアのピアニストで作曲家のアルフレード・カゼッラの誕生日です。
カゼッラはピアニストとして活躍しながら作曲家としても多くの作品を残していて交響曲などの規模の多い作品も書いています。
当然ですがピアノの曲をたくさん作曲していて、この当時の作曲家らしい前衛的とも思えるような作風の曲もありますが、子どものために作曲された小「こどものための11の作品」はどれも1分くらいの曲ですがそれぞれに個性があり魅力的です。
また、カゼッラは古い音楽の発掘にも力を入れる人だったようでバッハやベートーヴェンの校訂楽譜も出しています。
バッハなどの校訂は現代の研究が進んだものに比べるとかなり主観的な校訂となっていますが、逆に面白くて新鮮かもしれません。

JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 23:44 | comments(0) | - | pookmark |
レスピーギ
7月9日はイタリアの作曲家レスピーギの誕生日です。
イタリアというとだいたい何時の時代もオペラ作曲家がたくさんいるイメージがありますが、レスピーギはその中にあってはどちらかというと器楽的な曲をたくさん残した作曲家という気がします。
特に「ローマの松」などに代表されるようなローマ三部作は有名でよく演奏される曲です。

ピアノ曲をたくさん残した作曲家ではないのですが、「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3集」より「シチリアーナ」は、ピアノ愛好家や学習者にもよく演奏される曲です。
どこか懐かしいようなメロディーのシチリアーナのメロディーは一度聴くと耳に残る素敵な曲ですので、イタリアの作曲家のピアノ曲はスカルラッティしか弾いたことがない方はぜひレパートリーにしたい1曲です。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 15:08 | comments(0) | - | pookmark |
パガニーニ
10月27日は作曲家でバイオリニストのパガニーニの誕生日です。
パガニーニは自作の曲を驚異的な技巧で弾くことで当時爆発的に有名だった人物ですが、秘密主義だったとも言われていて現在に残された曲はあまり多くないようです。
パガニーニの演奏は当時の他のバイオリン奏者とは全くの別次元のものだと言われていましたが、ピアノの世界にも多大な影響を与えました。
リストはパガニーニのつくった曲を主題にしてたくさんの曲を残していますし、他にもシューマンやブラームス、ラフマニノフなどもパガニーニの曲の主題を使ったピアノ曲を残してます。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 20:57 | comments(0) | - | pookmark |
ドメニコ・スカルラッティ
10月26日はドメニコ・スカルラッティの誕生日です。
オペラ作曲家として有名なアレッサンドロ・スカルラッティの息子であるドメニコは、1685年の生まれですのでバロック時代のバッハやヘンデルと同じ年で鍵盤作品においてはバロック期の3大巨匠と言ってもいいでしょう。
しかしスカルラッティの鍵盤作品であるたくさんのソナタが現在のようにピアニストによってピアノでたくさん演奏されるようになった歴史は意外にも浅く、日本の少し古い音楽事典などでは「バロック期」という項目の作曲家を見てもバッハやヘンデル、ヴィヴァルディなどは大作曲家として扱っていても、ドメニコ・スカルラッティはその次の次くらいの位置づけで簡単にしか触れていないものもあるくらいです。

現在ではたくさんの鍵盤ソナタは重要なコンサートレパートリーとして頻繁に演奏されたり、コンクールなどの課題曲などにもなっています。
JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 14:05 | comments(5) | - | pookmark |
速筆
11月29日はイタリアのオペラ作曲家のドニゼッティの誕生日です。
19世紀前半を代表するオペラ作曲家として活躍したドニゼッティは数々の名作を生み出し、現在でも「愛の妙薬」や「連隊の娘」、「ルチア」などはよく上演されていて、名歌手たちの素晴らしい歌唱が我々を魅了します。
この時代のオペラ作曲家は非常に速筆の作曲家が多いと言われていますが、ドニゼッティもやはり速筆の作曲家として有名です。
初演の日程が決まれば、とにかくその日程に合わせてなんとか書き上げて、上演後に正式版をゆっくりと完成させるようなこともこの時代にはよくあったと言われています。
ドニゼッティは意外にもピアノ曲も残していて、ごく稀に演奏会で取り上げられることもあります。

JUGEMテーマ:ピアノ


JUGEMテーマ:音楽


| イタリア | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
| 1/4PAGES | >>