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ショパン
今日から3月です。そして3月1日はショパンの誕生日です。
しかも今年は5年に1度開催されるショパン国際コンクールの年ですからショパンに生誕や没後の記念年ではありませんが、ショパンに注目が集まる年にもなりそうです。

ショパンのピアノ作品はとても短い小品からピアノコンチェルトのような40分の作品まであるのですが、コンチェルトを除くピアノのソロ作品としてのショパンの1つの頂点はバラードかもしれません。
ソナタやスケルツォ、エチュードも当然ながらショパンの代表作であり重要な作品ですが、1曲でショパンの世界ほぼ全てを含んでいる作品といえばバラード。特に4番ではないでしょうか。

しかしバラード4番に挑むのは結構大変です。
テクニック的にも音楽的にも非常に難曲であることは間違いないですからショパンのその他の作品、マズルカ、ワルツ、ノクターン、プレリュード、エチュードなどをたくさん弾いて準備していくといいと思います。
もちろんバラードに挑戦しない方もワルツなどは比較的弾きやすい曲が多いので、ワルツ集を持っているといいでしょう。

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| ポーランド | 20:07 | comments(0) | - | pookmark |
ショパン
3月1日はショパンの誕生日です。
室内楽などに僅かな作品はあるものの、ほぼピアノ作品のみを生み出したまさにピアノ作曲家のショパンの音楽は現在でも多くの人を魅了しています。
ピアノ作品ではワルツなどどの親しみやすいものから高度なテクニックを要するソナタ、エチュードやスケルツォ、バラード、他にもノクターンや前奏曲、マズルカ、ポロネーズなどのたくさんの種類の曲がありますが、そのどれもが多くの人に演奏されています。

ショパンの音楽の中でポーランドの要素が強い曲は一般的にはマズルカとポロネーズだと言われています。
これらの曲はポーランドの民族舞曲の要素を取り入れている曲だと言われて、そのことを強調して弾く人やポーランドの民謡を研究して弾くように言う人も多いのですがそうした予備知識や民謡だということを意識しすぎることよりも、ショパンの残した楽譜を弾いて素直に音にしてみる方が意外とすっきりと素直な演奏になる場合もあります。
まずは楽譜を読んで自らの力で音楽にしてみるといいでしょう。
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| ポーランド | 21:28 | comments(0) | - | pookmark |
ショパン
3月1日はショパンの誕生日です。
日本では特に人気の高いショパン。
ショパンのピアノ音楽はどんなところが魅力なのでしょうか。

それは簡単には言い尽くせないと思いますが、1つあげるとすると「ピアノ音楽である必然性」といったところかもしれません。
ピアノ曲だからこそ成立している曲なので弾きたくなる、ピアノ好きなら聴きたくなると思うのです。

当然ながらショパンも作曲の勉強をして理論的なことも充分に頭に入っていたとは思いますが、それよりも手の動きやピアノの音のイメージから音楽をつくった結果がピアノ曲の名作の数々を生み出していたのではないでしょうか。
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| ポーランド | 23:02 | comments(3) | - | pookmark |
独自の世界観
ショパンが独自の世界観を持っているのは幼い頃から青年になるまでの期間にまわりの大作曲家にそれほど影響されなかったからかもしれません。
例えばモーツァルトもベートーヴェンも子どもの頃から既にまわりの大人に音楽家がいたので、その影響をかなり受けています。
それは良い意味での影響でもあったのですが逆に言うと個性的になるのに少々時間がかかることにもなったとも言えそうです。

しかしショパンは子どもの頃に当時の大作曲家やピアニストといった存在から教えを受けていたわけではないので、当時の主流だったヨーロッパ音楽とは少し異質の音楽を作曲、演奏していくことになり、それが結果としてショパン独自のピアニズムが開花していきます。
もちろんショパンもオペラなどの歌や他の作曲家からの影響を受けていますが、それでもどの作品もショパンという根幹は揺らいでいないように感じます。
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| ポーランド | 22:52 | comments(2) | - | pookmark |
ショパンの指使い
ショパンのノクターンやエチュードをいくつかをショパンの指使いが書かれている楽譜で弾いたことがある方なら感じたと思いますが、ショパンには少し独特の指使いがあります。
指とフレーズの結びつきを重視することによって生まれた指使いですが、曲によっては「ショパン自身は本当にこの指使いで弾いていたの?」と思うこともあるかもしれません。
ショパンが実際に自分自身の書いた指使いで弾いていたのか、それとも「練習のためにこの指使いも試してみてね」ということで書いていたのかは確かめることはできませんが、よりよく弾くための指使いということで考えるならば場合によってショパンの指使いではない指使いで弾いても良いと思います。

いつくかの楽譜はショパンの指使いと校訂者の指使いを区別できるように字体をかえて両方印刷しているので、そうした校訂者の指使いも参考になります。
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| ポーランド | 15:29 | comments(0) | - | pookmark |
練習曲
同時代のシューマンのように子どものための教育的な作品を残していないショパンですが、ピアノ教本のようなものを作ろうとしていたことは知られています。
ショパン自身の練習の方法や使用すると良い練習曲集などの考えがあったと思うので、それを具現化する形で残してみようと思ったのかもしれませんが結局は実現はしませんでした。
ですのでショパンが残した練習のための作品はエチュード集ということになりますが、これは単なる練習曲ではなく高度なテクニックで芸術性を表現する極めて水準の高い作品となっていて、ピアノ世界に新しいエチュードの概念をつくったと言えるかもしれません。

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| ポーランド | 22:14 | comments(0) | - | pookmark |
マズルカ
ショパンのピアノ曲はワルツ、ノクターン、エチュードなどはバラードやスケルツォなどに比べると1曲が短くて取り組みやすいと思いますが同じように1曲あたりの演奏時間がそれほど長くない作品にマズルカがあります。
マズルカはワルツなどに比べても曲数も多くショパンらしさも十分に味わえる作品たちですが、曲によって親しみやすかったりそうではなかったりするところがワルツなどと異なるところかもしれません。

それはマズルカの独特のリズム感とも関連しているかもしれませんが、マズルカを弾く以前に「マズルカはポーラインドの民族音楽で独特のリズム感」という先入観を持ち過ぎてかまえてしまう必要もないでしょう。
確かにマズルカ独特のリズム感を知識や踊りとして得ることは悪いことではありませんが、ショパンは踊りのためにマズルカをつくったわけではなくピアノ曲として残していますので、まずはかまえてしまわずに譜面を見て音を出して実際に弾いてみることが大事です。
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| ポーランド | 23:28 | comments(0) | - | pookmark |
ショパン
3月1日はショパンの誕生日でした。
昨年はショパンの生誕200年の記念年ということでかなり大きく取り上げられたショパンでしたが、そうした記念とは関係なくピアノ音楽ではいつもショパンは人気です。
しかも特に日本ではショパンの人気が高いと言われています。

ショパンはバラード、ソナタ、スケルツォといった大きな曲やエチュードなどの難しい曲もいいですが、ワルツやマズルカなどの小品も魅力的です。
昨年の記念には目標としていたショパンの曲にチャレンジ出来なかったけれど今年は挑戦という方もいるかもしれませんね。
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| ポーランド | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
いろいろなショパン
ショパンのピアノ音楽はほとんどの作品が演奏効果が高いものばかりです。
それはスケルツォやバラードやソナタといった大きな作品はもちろんのことですが、ワルツの中でも小さな作品でも例えば「小犬のワルツ」のように聴きばえのする魅力的な曲となっています。
これはショパンがピアノという楽器を演奏ということを熟知していた上で作曲していたから当然といえばそうなのかもしれませんが、ショパン自身は公開の場での特に大きな場所での演奏はそれほど好んでいなかったことを考えると、なにか不思議なような気がします。

現代のピアノでショパンを弾くことは、大きな可能性があります。
小さな会場でサロン的な演奏会や発表会で弾く場合、大きなコンサートホールでフルコンサートピアノを用いて演奏する場合、それぞれにショパンの曲の中から選曲も演奏方法も多少ことなるかもしれませんが、それぞれに魅力的なショパンが奏でられると思います。
そういった意味ではCDなどの録音はあくまで参考的に聴いて、自分なりのショパンを追求していくことが大事です。
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| ポーランド | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
影響を受けつつも
ショパンと同年代のメンデルスゾーンやリストといった作曲家が、それまでの古典派の流れをいろいろな師について直接的に受け継いでいるのに対し、ショパンは若い頃のポーランド時代以外はそうした直接のピアノや作曲の師がいませんでした。

しかし、ショパンもいろいろな先人からは影響を受けています。
バッハの影響も多いとはよく言われますが、他にもイタリアのオペラ作曲家達など。
そしてもちろんすぐ前の時代である古典派の影響も多く受けていて、しっかりと構成感のある曲が結構多いのはそうしたところからの影響でしょう。
それらに影響を受けつつも、ショパン独自はの作曲の語法、ピアニズムを生み出していきました。
ですからほぼ同時代のメンデルスゾーンよりも革新的であり、シューマンよりもよりピアノ弾きの手のための音楽になっていて、リストよりも独自のピアニズムとも言わることもあります。
もし、ショパンが十代から二十代前半にかけて誰かに作曲やピアノを本格的に習っていたら、全く違う音楽になっていたのかもしれません。

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| ポーランド | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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