ピアノレッスンのヒント
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概念を超えて
バッハなどのバロック時代の鍵盤作品を弾くことの多いピアノのコンクールですが、300年ほどというピアノの歴史よりも古い時代から演奏されているバロック音楽には、「こういう演奏が良いバロックの演奏だ」という概念が聴いている審査員の側にもあるでしょう。
その「こういうのがよい」というのはずっと受け継がれてきたものもあるでしょうし、それとは少し異なり近年になってのバロック音楽の文献等などでの研究を反映した結果としてのものもあると思います。

しかし、このバロック「こういう風に弾くべき」というのが強すぎると、それ以外の演奏スタイルを切り捨てることにもなりかねないのが注意が必要です。
つまり、審査員は自分の概念とは異なる演奏に出会った時に、どのように判断するのか・・

それを単に「それはダメ」とか「違う」と決めてしまうのか、それとも「私の思い描く演奏とは異なるものだけれど、これはこれで良い感じがする」と思うこともあるのか。

私も生徒にこれまでに無いようなインヴェンション、シンフォニアの弾き方をある一部分で提案してみて演奏をした時に、審査員の判断は分かれることが多いように思います。
同じ演奏に対し、ある人は「とても印象深く弾けていてよかった」としていても、ある人は「対位のテーマはもっと控えてください」と従来どおりの書き方。
それを演奏する側と指導側は受け止めつつも、真に受けすぎて迷いすぎてもいけないように思うのです。
バランス感覚を働かせつつも、より新しい演奏へ〜・・・そう思いながらやることが個人的には好きです。

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| ピアノ情報ミニ | 22:55 | comments(0) | - | pookmark |
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