ピアノレッスンのヒント
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理解力も必要
子どものピアノのコンクールで演奏されるバロックといえば、何と言ってもバッハが最も多いと思います。
最近ではバロック時代の課題曲の指定にバッハ以外にもヘンデルやスカルラッティなどの作曲家の曲も入れているコンクールもありますが、それでもバッハのインヴェンションやシンフォニア、平均律を課題をしているところが大半です。

小学生の高学年くらいでインヴェンションをちゃんと演奏するというのは、私達大人が思っているよりも大変なことなのでしょう。
「テーマがここからここまでだから、フレーズをちゃんと〜」とか、「ここは2声ともたっぷり歌いたいから左手も出して〜」とか「この対位テーマは少しだけ控えめに〜」などと、
演奏らしくなるように指導をしているつもりでも、子どもはあまり理解できないで弾いてしまうことも多いものです。

つまり小学生の5,6年生でインヴェンションを弾いてコンクールに参加しようと思うと、単に指が動いて一通り練習曲はこなせるとか、歌心の必要な曲はそれっぽく弾けるなどといったことでは通用しなくなっていて、理解力も必要になってきます。
3声のシンフォニアになるとさらにです。

このあたりのことは逆算すると4年生くらいからインヴェンションへの準備をしたのではちょっと遅いですから、やはり小学生低学年のうちからポリフォニックな曲の練習を・・と言ってもとても簡単なものからでいいので、取り入れていくことは重要でしょう。
それがのちの実力の伸びに活きてきます。

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| ピアノ情報ミニ | 10:49 | comments(0) | - | pookmark |
2曲の組み合わせは
子どものピアノのコンクールにもいろいろありますが、2曲弾くコンクールも多いと思います。
その場合は、課題曲の中からなんでも好きな曲を選ぶのも悪くないのですが、もう少し考えてみましょう。

わかりやすい考え方としては2曲の違いを明確にすることです。
例えば1曲めにバロック、2曲めに近現代などの時代区分のある選曲の場合は、バロックでパリッとしたタイプの曲を弾くとしたら近現代では抒情系のゆったりしっとり目の曲するなどの方法があります。
そうすることによって多様な表現ができることを聴き手に印象づけられますし、弾いている生徒自身も1曲めと2曲めの違いを意識しやすいでしょう。

ただし、生徒が抒情系の曲をとても苦手としていたり、ゆっくりな曲は好きだけれどテンポ感を維持することが得意ではないなどの事情がある場合には、もう少し選曲を方法を考えてもいいでしょう。
たとえばテンポの早い遅いで曲の違いを明確にするよりも、わかりやすく考えると短調と長調の違いや和音の多さの違い、ペダルの少ない曲、多い曲の差なども考えてみると選曲の幅は広がります。

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| ピアノ情報ミニ | 00:17 | comments(0) | - | pookmark |
選曲の注意点は
子どものピアノのコンクールへ参加するときにやることはいろいろありますが、まずは何と言っても曲選び=選曲でしょう。
選曲はコンクール参加の重要な位置を占めていますが、これは一般に生徒や保護者が思うよりもかなりの重要度であり、うまく聴こえるかどうかは選曲で7割くらいは決まると言う人もいるほどです。

ではそれほど重要な選曲のポイントは・・・
これがそう単純明快に説明できることではないのですが、コンクールですからまずは弾けない曲を選ばないということです。
「それがポイントなの?」と思う方もいるかもしれませんが、弾けない曲というのは単に現時点のテクニックでは無理であるという意味だけではありません。
テクニック上、コンクールまでの3ヶ月程度では無理な曲を選ばないのは当然なはずなのに、なぜかこれをやってしまう人がいますが、子どもも保護者もなぜか「できるかも」という期待感が先行してしまうこともあるので、これは注意深く避ける必要があります。

つまりは、ある程度余裕を持って弾ける曲を選ぶことが大前提です。
コンクール参加自体は挑戦でも、選曲では弾けない無謀曲を選ばない。
まずはこれに注意しましょう。

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| ピアノ情報ミニ | 00:45 | comments(0) | - | pookmark |
楽しいからがんばるの時代へ
こどものピアノコンクールでいつも思うことは小学2、3年生くらいまでは、あまり結果=つまりは賞にこだわらなくてもいいのかなということです。
これは本人もそうですし保護者もそうですが、指導者にもそう思って欲しいものです。
幼児や低学年の頃は早くからピアノを初めていた子や、ちょっとカンが良い子などはすぐに賞をとれたり、また本番にうまく弾けてしまうマグレの確率も高めかもしれませんから、賞があったらラッキー、無くて当然くらいで十分だと思って、何かの賞や予選通過といった結果に結びつくことは当然うれしくて良いことですが、それよりもがんばって練習すること自体やコンクールで弾くことのワクワク感などを体感して欲しいと思います。

コンクールは年齢が上がるに連れて、早くからやっている子のアドヴァンテージも少なくなり、本番弾けるマグレもなくなります。
だんだん本当の実力の勝負になってくるわけですが、回数参加することでコンクールの意識を少しずつ変えるというか向上させて欲しいとも思います。
参加して楽しかった時代(3年生くらいまで)から、がんばったから結果が少しずつ伴ってくる時代(4年生くらいから)にと成長できたらうれしいものです。

もちろん世の中のみんながそういったことにはならないのもコンクールですが、低学年の頃から目標や練習のペース配分、日程表などで意識を少しずつ高めることでその後の成長にうまくつなげていけるとコンクールの活用度は上がっていくと思います。

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| ピアノ情報ミニ | 23:37 | comments(0) | - | pookmark |
いつでも見られるように普及しましたが
こどものためのピアノコンクールの演奏のレヴェルは、たとえば10年ほど前と比べると中間層は格段に上がったように思います。
動画サイトで全国大会の過去の演奏などを誰でも見られるので、指導者はもちろんのこと生徒や保護者も「ああ〜こういう演奏がいいんだね〜」といった感じになりやすいのがひとつの要因のように思います。

しかし動画は現在のところやはり動画であり、実際の演奏に近いとまではいい切れません。
演奏のおおよその形はわかっても、そのホールとピアノでの実際の響きを動画から全て感じとることは不可能です。

ですから見る側もそれをわかっている必要があります。
例えばパキパキとはっきりしたバロックの演奏をした人がピアノの全国大会で賞をとっているように動画で聴こえるからと言って、それをピアノもホールも、そして年齢もピアノ経験も実力も違う人が真似すればいいというものでもありません。
私達指導者はそのことを十分に踏まえて、単にモノマネ上手な演奏の子どもをつくってしまうことにならないようにしたいものです。

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| ピアノ情報ミニ | 21:58 | comments(0) | - | pookmark |
次は納得できるように
今年も春からこの夏にかけていつかのコンクール会場へ足を運んで、主に幼児から高校生までの熱演を拝聴しました。
どこの会場でも感じることですが参加者の方々のロビーや廊下での緊張感、そして付き添いなどで一緒の保護者さんたちのさらなる緊迫感。

誰もが練習の成果を本番の舞台で発揮できればいいのですが、そう簡単なことではありません。
きっと練習で一度もミスしたことのないところが間違って動揺してしまう人、緊張感で音が出ていないように見える方、逆に大きな音ばかりになってしまっている方・・・

そしてうまく弾けたはずなのに賞が発表されると納得のいかない表情の参加者や保護者も・・・
それがコンクールというものなのでしょうが、賞という結果がともなわなかったとしても納得のいく練習ができていたならばきっと次につながります。
しかし単に準備不足で嘆いても仕方がないのもコンクール。
この夏うまく弾けなかった方は練習不足のいいわけを考える前ような人にならないように、またがんばって欲しいです。

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| ピアノ情報ミニ | 00:07 | comments(0) | - | pookmark |
レッスンの中で楽譜の良さを
楽譜の選び方については本サイトの方にだいたい書いているのですが、実際に日々のレッスンの現場で生徒に次に弾くための楽譜を用意するように言う際には、楽譜の「値段」というのものが選択の1つのポイントではあります。

私達が普段から演奏するピアノ曲は最近の曲もたくさんありますが、当然ながら昔の音楽も多く存在します。
そうした昔の音楽は著作権が切れているわけですから今ではネットでも海外の無料サイトからダウンロードできてプリントできたり、iPadなどに表示させて演奏も可能です。

しかしこうしたバッハやモーツァルトなどの古い曲でも、楽譜制作会社などが長年の研究で作り上げた最近の楽譜は信頼性や音符の見やすさなどのレイアウトなどが2,30年前の市販楽譜に比べても格段に向上しています。
ですから作曲された曲自体は著作権が切れていても、それらの最近の楽譜には校訂の精度の向上が含まれているので、当然ながら値段もそれなりに高くなります。

このことを生徒の保護者も理解を深めてほしいと思いますが、一度くらいの説明ではなかなか浸透していかないものかもしれません。
普段のレッスンで質の高い楽譜とそうではないものの違いも話題にしていくのも、指導者の仕事なのでしょう。

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| ピアノ情報ミニ | 22:51 | comments(0) | - | pookmark |
近年お亡くなりの
作曲家の数は膨大なので気がつけば「ああ〜あの方って亡くなっていたんだ」と思うことも多くなったような気がします。
たとえば、作曲数が少ないことでも有名なデュティユーは長生きしていることでも知られていましたが、2013年に亡くなっています。
指揮者としても大活躍したブーレーズも昨年の2016年に亡くなっていたのはつい最近まで知りませんでした。

さらには、ラウタヴァーラも昨年に亡くなっていたようです。
ピアノ曲の傑作もありコンサートでピアニストが取り上げる機会も増えている現役の作曲家というイメージがありましたが、生まれが1928年ですから結構お年だったようです。

ほかにも探すと近年お亡くなりに合った作曲家はたくさんいると思いますが、ちょっときがついた3名をあげてみました。

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| ピアノ情報ミニ | 12:23 | comments(1) | - | pookmark |
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